治療の流れ
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採血
約50mLの血液を採取します。
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検査・加工
細胞加工センターで感染症検査後に無菌的環境下で加工します。
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関節注射
通常の関節注射と同じように診察室で薬液を注入します。
治療後は歩いてご帰宅頂けます。
中高年以降になると、徐々に膝軟骨や半月板が損傷してきます。
軟骨や半月板はクッションの働きがあるため、それらが損傷して働かなくなると、骨に大きなダメージが生じ、歩行時や立ち上がり動作で強い痛みを感じるようになります。
これが変形性膝関節症であり、レントゲン検査では関節のすき間がせまくなることから始まり、進行すると骨が崩れてO脚変形が進んでくることもあります。
出典:日本整形外科学会HP
軟骨や半月板はもともと血流が非常に少ない組織であり、一回損傷するとほとんど元に戻ることはありません。
PRP療法とは再生医療の一つで多血小板血しょう(Platelet Rich Plasma)を活用した新しい治療法のことです。血液中の血小板には様々な成長因子が含まれており、傷の修復を行っています。PRP療法では、この血小板に含まれる成長因子の働きを活用して自己治癒力を高め、損傷した組織の修復・再生を期待します。
PFC-FDTM療法では、このPRPをさらに活性化させて抽出した血小板由来因子濃縮物(Platelet-Derived Factor Concentrate)を使用するため、PRPと同等またはそれ以上の成長因子が含まれています。PFC-FDTM療法は、血小板が傷を治す際に放出する成長因子の働きを活用し、人体がもともと持っている「治癒力」を高める治療法です。
採血
約50mLの血液を採取します。
検査・加工
細胞加工センターで感染症検査後に無菌的環境下で加工します。
関節注射
通常の関節注射と同じように診察室で薬液を注入します。
治療後は歩いてご帰宅頂けます。
ヒアルロン酸注射で効果がなかった変形性膝関節症の患者さんのうち、60~70%以上でヒアルロン酸よりも症状改善度が高かったという報告が複数出されています。
治療してから12ヶ月後も評価値が改善したとの報告もあり、効果の長期的な持続も期待できます。
軽度~中等度の変形性膝関節症の方
加齢に伴う半月板損傷の方
ヒアルロン酸注射を続けているが、痛みが残っている方
中等度以上の変形性膝関節症だが、できれば手術はしたくない方
骨の変形が高度な変形性膝関節症の方
ロッキング症状などがある不安定な半月板損傷の方
自己修復が難しい組織の修復を期待できます。
入院や手術は不要で、身体への負担が少ない治療です。
手術と違い、何度でも治療可能です。
自分の血液から作製するため、アレルギーなどの副作用がほとんどありません。
保険外治療のため全額自己負担となります。
自己修復力に依存するため、修復機能が働かないこともあります。
注射後一時的に炎症(熱感、赤み、腫れ)を伴うことがあります。
感染症がある場合など治療できないケースがあります。
股関節や足関節、肩関節などの他の変形性関節症に対しても使用されています。筋・腱の疾患でも効果が認められており、プロスポーツ選手も多く利用されています。具体的には、慢性腰痛症や五十肩、肩腱板損傷、テニス肘、ゴルフ肘、捻挫後遺症、足底腱膜炎などの治療が可能です。
院長 | 豊田 真也 |
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診療内容 |
整形外科、リハビリテーション科
整形外科、 リハビリテーション科 |
電話 | 03-3904-1177 |
住所 |
〒177-0041 東京都練馬区石神井町2-15-1
〒177-0041 東京都練馬区石神井町2-15-1 |
最寄駅 |
西武池袋線「石神井公園駅」北口徒歩3分 駐車場あり 西武池袋線「石神井公園駅」 北口徒歩3分 駐車場あり |
診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 | |
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9:00~12:30 | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | ● | - |
14:30~18:00 | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | - | - |
●:火曜日、土曜日は非常勤医師の診療となります
休診:日曜、祝日
※初診の方は診療終了時刻の30分前までにお入り下さい